2007年08月27日

住宅履歴書

執筆者秋野卓生
●匠総合法律事務所

 昨日(8月26日)の日経1面は、「住宅長寿化へ税加速」として、住宅履歴書を国が認証し、履歴書のある住宅には、減税措置を適用するというものです。
 
 自民党などが提言している200年住宅のミソは、「200年も長持ちする住宅をつくること」にあるのではなく、「200年も長持ちするようにメンテナンスができる仕組みをつくろう!」というものです。
 
 本来であれば、当然であるべきこの発想が今まで、あまりにもなかった。だから、建物建築時の設計図や仕様書が残されておらず、20年〜30年を経た住宅では、リフォームではなく、建て替えといった「無駄」が行われてきたわけです。
 
 また、きちんと作られた保証のない中古住宅が高値で売れるわけがありません。
 
 ですから、新築の段階でしっかりと、住宅履歴書というデータベースを作り、新築時、リフォーム時などにきちんと履歴を残していこうという発想が中古住宅市場の取引活性化として出てきた訳です。
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posted by s-housing at 10:05| Comment(15) | TrackBack(0) | 秋野卓生の住宅法律相談所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

住宅瑕疵担保履行確保法の施行で住宅紛争処理はどう変わる?

執筆者秋野卓生
●匠総合法律事務所

 住宅瑕疵担保履行確保法が平成19年5月24日に国会で成立し、同月30日に公布されました。

 この法律は、「自動車に乗るのであれば自賠責保険に入りなさい」というのと同じく「家を建築するのであれば瑕疵の保険に加入するか供託をしなさい」と義務づける法律であり、「瑕疵担保責任の強制保険化」と呼ばれることもあります。

 この法律は、強制保険化という意味で、注目を浴びていますが、もう一つ、紛争処理の現場にも大きな影響を及ぼす法律となっております。


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posted by s-housing at 18:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 秋野卓生の住宅法律相談所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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