2007年05月11日

はじまった中古ハウジグ・ディベロップメント

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

ウワモノの資産価値保証
 
 既に、以下のことは三浦編集長ブログで触れられているが、私なりの視点で再度考えてみたい事柄であるので、考察したい。
 
 ヘーベルハウスが60年保証(実質は30年)の裏付けというような形で、自らの供給する住宅のウワモノとしての「資産価値」の存在性を誇示している。
 また、積水ハウスも「リフォームを行って、売却」といったウワモノの資産価値の確保といった仕組みを導入してきた。
 
 このことは、ある意味で新築時の裏保証のようなもので、さすがにアパート供給等で鍛えられたノウハウでもある。つまり、アパートの入居保証のようなもの。売却益すらいざとなったら狙えます、という訴求。セカンドオーナーと呼んでいるけれど、ファーストオーナーは、その家を売却してどこにいくんだろうか、なんて考えてしまう。
 今度はもっと利便性のよい積水ハウスのマンションにでも移動するのか。
 
 とは言っても、中古住宅というものは、やはり分譲住宅と同じで、立地・周辺環境価値の方が高く評価されることになる。いざとなると、どうなんでしょうか。毎年、売却価格なんてものが送られてきたら面白い。その価値変動を見据える方がよほど安心(かえって身体に悪いか。株価に一喜一憂する人々みたいで)を売ることになる。
 ただでさえ苦闘しているリフォーム部門の事業建て直し戦略としては、いい。
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posted by s-housing at 19:11| 野辺公一の21世紀工務店の源泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

家守りビジネスの誕生

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

FC展開としての家守りビジネス 
 
 家守りというビジネスが出現した。空家、高齢世帯を中心対象として、年間契約金3万円で、年2回の点検と生活上の不具合を解消する、というサービス事業だ。さらに、現在の家は大き過ぎて不便、とその家を貸して、自分たちはこじんまりとした駅前マンションに住みたい、といったニーズにも応えている。

 この本部は、家守りとして管理や細かな点検を続けてきたある工務店の経営者が、ノウハウとしてまとめFCとして展開しはじめた。もちろん、背後にはノウハウのまとめ屋さんたちが存在していることは言うまでもない。

 ただでさえ、新築もリフォームも取れない時代の中で、年間受注棟数5戸未満という元請け大工や工務店たちを組織化する形で動きはじめたのだ。
 
 1FCで5,000棟。ということは1億5千万円。売上としてみると大したことはないように見えるが、派生仕事まで含めると仕事のない工務店や大工たちからすると救いの神。

 加入に際しては、徹底した顧客サービス論とその演習が行われる。実は本部にとってはこの仕事のない地元工務店というのが大切で、地元工務店だからやれること、というのを一つの売りとしているからだ。
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posted by s-housing at 20:15| 野辺公一の21世紀工務店の源泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月13日

勝ちパターン消滅の恐怖

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

 工務店グループの本部は、工務店に対して勝ちパターンを提供する、ということが大きな役割でもあり、商品価値(加入価値)でもある。この商品価値は、基本的には受注量の増大や粗利益の向上ということで、工務店に対してその「価値」を対価に見合う形で具体化させることで、加入満足感が形成され、工務店間口コミでそのグループの競争力に対する魅力(加入欲求)が高まることとなる。
 
 つまり、地域での競合力の「決め手」としての具体を提供することで、工務店は自社の勝ちパターンを形成することが出来た。
 
 しかし、成功した勝ちパターンは、当然ながらそれらを求める工務店加入の増加によって「情報競合」が発生し、市場においては急速に競合力を失う場合もある。さらに同種の訴求ポイントを持った新たなグループ本部が登場すると、地域で形成されていた非対象性は弱くなる。

 このことは、何れにせよ客層の変化や情報普及(消費)によって避けて通ることはできない。そこで、グループ本部は様々な次の「技」づくりの提供を行う。しかし、根幹的な勝ちパターンはそうそう生み出せるものでもない。
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posted by s-housing at 14:30| 野辺公一の21世紀工務店の源泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

勢いか、持続か

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

勢いに対する興味
 
 新建ハウジングを見ていると、若々しい創業オーナー的な工務店がいくつも紹介されている。ヒルトップ博士説では、旧いブランド(例えば大手的な)より新鮮さの方が勝るのではないか、という考察もある。
 
 例えば、タマホーム。これも既存のローコストメーカーが存在する中で、際立ったビジネスモデルを打ち立てたわけではない。もちろん、微細な差異も重要な要素だが、それよりも、例によってこの手の新興ビルダーの定番である大量CMと例のヤフードームでお馴染みとなった「タマホーム」看板。こうした、あれ最近聞いた名前だな、という部分から消費者の目が違和を感じなくなり、むしろそこを承認していく過程を取ることは実証されている部分だ。
 
 つまり、同一マーケットに存在している選別対象ビルダーと比較して、元気そうだ。勢いがある、といったことが顧客の「興味」を築きあげることもある。従って、入り口は相当に大きく開くことが可能となる。
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posted by s-housing at 15:34| 野辺公一の21世紀工務店の源泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

「エコ疲れ」してませんか?

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

マナーの悪いオヤジたち 

 最近、50代以上世代のマナーの悪さが目立つ。もう「何したって関係ねえー」といわんばかり。社会との接続感覚というものを喪失しつつあるオヤジやオバさんというものをかなりの確立で見かける。

 電車に乗れば二人分の席を占めて平気。大股を広げて短い足を誇示するのもほぼこのオヤジたち。どう見たってまだ60代初めのオヤジは酔っぱらってかったるくなったのか、シルバーシートに座る若者に難癖を付ける。
 さらに、これは世代を超えてだが隙あらば、コンビニでもどこでも家庭ゴミが捨てられる。

 これって、一体何だろうか、と思う。

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2006年07月10日

上司はほう・れん・そうがお好き

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

使われる言葉ベスト5賞を与えます

 工務店の社長だけではないが(建材メーカーの営業部長だったり、問屋の社長だったり営業部長なども入れていいのだが)、上司らしき人が、部下を部屋の片隅に呼んで「お前な、きちんと『ほう・れん・そう』をしろよ。それがお前にはないんだよ」といったお説教を喰らわしているのをたまに目にすることがある。

 そう、この「ほう・れん・そう」こそ日常ビジネスシーンで使われる言葉ベスト5賞を差し上げたいような言葉だ。

 報告、連絡、相談と、組織にとって必要かくべからざるキーワードをうまくまとめたな、とは思う。

 でも、本当に工務店の社長や幹部も含めてポパイ的に「ほう・れん・そう」を言いたがるよな、と思う。続きを読む
posted by s-housing at 13:48| 野辺公一の21世紀工務店の源泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

放牧型の工務店について

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

三浦ブログを読んでいたら
 三浦編集長ブログを読んでいたら、SAREXの「工務店力向上ワークショップ」の感想を兼ねて私のことが出ていた(5月25日付け)。よく分析してくれているな、と感心しつつ、「それはね」的な部分も感じたので、今回はこの編集長ブログに刺激を受けたお話となる。続きを読む
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2006年05月08日

工務店が魅せられるノウハウ提供とは

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

「一見怪しげ」なノウハウ提供ビジネス

 SAREX「工務店力向上ワークショップ」でのことだ。工務店が魅せられる住宅コンセプト(ということは、顧客ニーズに対応するはず、という計算が働くわけだが)と題して、日々工務店にお誘いのある「一見怪しげ」なノウハウ提供のご案内、というものの中身を検討してみた。

 これまでは、画期的な工法といったものが主力であったが、最近ではむしろ「健康」「癒し」といったコンセプトを工務店住宅に組み込むこと(あるいは読み込むこと)が可能なノウハウの提供、というのが増加しているようだ。
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posted by s-housing at 11:24| 野辺公一の21世紀工務店の源泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月12日

21世紀工務店の源泉WEB版

執筆者野辺公一
●オプコード研究所

工務店力向上ワークショップ通信―3月

私がコーディネートしているSAREX工務店力向上ワークショップがグングン充実してきた。

参加工務店の熱心さだけが、このワークショップの充実を支えているのだが、その熱心さがこれだけ持続しているのも新規なメンバーを迎えたりして、新たな刺激を受けているせいだろうか。


3月のワークショップの話題は「工務店が魅せられる住宅コンセプト」とした。
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posted by s-housing at 14:40| 野辺公一の21世紀工務店の源泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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